日野自動車販売会社グループ　整備職キャリア採用

子どもの頃、父にダカール車のプルバックカーを買ってもらったこともあり、“トラックといえば日野レンジャー”だったので、あこがれの車を触ってみたいというのが岡山日野自動車を選んだきっかけ。トヨタグループということもあり、安心して入社できました。

研修や資格、コンテストと技術を磨いていくうちに、僕にもチャンスが巡ってきたのでダカール・ラリーに挑戦しました。初めてレース車両を触ったときは、しばらく動けなくなるくらい感動しましたね。

レース途中で2号車がリタイアした後は、自分たち1号車の作業についての見方が一気に変わっていきました。啓介（群馬日野自動車・渡邊メカニック）と一緒に情報共有しながら整備に集中した日々は、自分の人生の中でもすごく充実した数日間だったと思います。メカニックがこんなにも輝ける舞台を用意できるのは日野自動車ならではと思います。

トラックはオーバーホールだったり、トランスミッションのメンテナンスだったり、乗用車にはないダイナミックな整備ができるのが面白いと思います。“トラックといえば日野自動車”というイメージだけで入社しました。

日野販売会社グループには、資格や研修だけでなく、コンテストやレースメカニックにチャレンジする環境があり、それを応援してくれます。
HS-1*の取得に向けて、座学と実技の勉強会を会社でやってもらったときは独学では分からないところを教えてもらったり、みんなで意見を出し合うなど本番に近い形で習得できました。
＊日野サービススタッフ技術資格1級の略称。
　サービス(整備)スタッフのスキルアップを目的とした日野自動車販売会社の社内資格制度。

HS-1の取得やサービス技術コンクールでの優勝を経験したことで、「ダカール・ラリーに挑戦しないか？」と声がかかりました。“チャンスは自分からつかみにいくもの”という思いがあり、すぐに「やります！」と返事をしました。 チームで動き、全員で苦難を超えたダカール・ラリー。それは会社でも同じで、整備の現場だけでなく、フロントや事務含め全員で動かないと目標を達成できないと改めて気づかされました。

入社当初は作業がおぼつかなかったりスピードが遅かったりしましたが、先輩が目を配ってくれて「こうした方がいいぞ」とか「ちょっと危ないから代わろう」と効率の良い作業手順や確実で安全な作業方法を指導してくれたおかげで、スムーズに仕事ができるようになりました。

最近は今年入社した後輩と組んで一緒に作業することが多いので、質問されたときは自分の手を止めて、何に困っているのか、何を疑問に思っているのかを聞いて答えるようにしています。

先輩から教えていただいたことが今の仕事のベースになっているので、今度は僕が後輩にしっかりと伝えていきたいです。

入社当初は分からないことが多くて先輩にたくさん質問していました。専門学校で整備の基礎は学びましたが、日野自動車にしかない技術はここでしか学べないので、学生時代よりも入社してからの方が勉強していますね。

休みの日には日野自動車の認定試験の勉強をしていて、現在はHS-1（日野サービススタッフ技術資格1級）の取得を目指しています。今後の目標はサービス技術コンクールに出場して優勝すること。さらに、その先にはダカール・ラリーへの参戦という大きな目標もあるので、それに向かって日々勉強していきたいと思います。